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タイのお寺でメディテーション その3

08/10/31

雨季が終わりに近づいて来て、
このところ、チャーン島も時間によっては、
まとまった雨。今もドシャ降り。

そして世界的に経済が悪いことと、
タイの不安定な政局が原因で、
島内の観光客は激減。
とはいえ、カフェの商品のパッケージ作りやお店の整備、
そして新たにコーヒー豆の自家焙煎などをしているので、
島時間ではありますが、何かと忙しくしています。

さて、お寺の話の続き。
修行3日目を過ぎると、だんだん様子がわかり、
予想以上の、長時間に渡る瞑想の修行による疲労、
そして劣悪な環境でヘキヘキとしていて、
一刻も早くお寺から出たい気持ちになっていました。
そして自由時間には、
俗世にいる友達や旦那リュウに電話をし、
国教が仏教のタイ人とベースが違い過ぎると
弱音を吐いてました。

たまたま隣に寝ていた同世代のタイ人と友達になり、
彼女はこのワットアンパワンにも何度か来ていて、
何を訊いても気軽に教えてくれました。

3日目の夜、彼女曰く、
「仏教の考え方の基本、人間の人生は病気や老いがあり、
苦しみの連続だから、お寺に居る時はとても幸福。」
私はその言葉を聞いて、思わず、
「人生って、そんなに苦しみが多い?
幸せを感じる方が多いんじゃないの?」
とウカツにも言ってしまった。
何でも気軽に答えてくれていた彼女の口が重くなり、
翌4日目の朝も何となく、バツが悪い感じ。

昼前、リュウに電話をして、
私「がんばろうと思ったけど、今日でリタイヤするよ。
  だって、私、仏教が理解できないと思う。
  なぜなら、人間の人生は苦悩だというところから
  スタートしている考え方は、受け入れる事が出来ないと思う。
  人生色々有るけど、幸せだって思うもの。」

リュウ「仏教が発祥したインドは、
    政治も環境も悪いから、人生は苦悩からスタートすると思う。
    でも僕も仏教徒だけど、自分の人生に幸せを感じるよ。
    チャーン島にいる事も、ウタゲに会う事だってできた事も。
    ウタの場合、仏教の苦悩についての考え方は、
    万一そういう状況になった時のケースとして、
    受け入れて行けば良いと思うよ。
    残り3日間の瞑想を続けるかどうかは、自分で考えたらいいよ。
    但しその友達には、ウタが仏教徒でないことや、
    お寺に居るのが辛くなったから帰るという理由を話しちゃ駄目だよ」

仏教についての返しを聞いて安心したけれど、
一度萎えてしまった気持ちは中々奮起できず、
夕方、その友達にウソをついて、
「翌朝に急用でバンコクに戻ることにした」と伝えた。

この決心が変わらないように、
お寺のオフィスにも連絡を済みだったが。。。。




おまけの写真;瞑想の衣装。下は筒型の巻きスカートで
       あぐらが組めるほど広がる。
       写真は7日目のお寺を出る前に撮ったので、
       すでに顔はリラックス。
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タイのお寺で、メディテーション その2


08/10/27

さてお寺での気になる食事は。。。

朝4時から6時半までの読経と瞑想が終わると、
2列になって、食堂へ移動。
食事用の短いお経を各自で唱えて、おかゆを食べます。

私は食事より、1時間程の昼寝が出来る嬉しさで一杯。
寝床に入れるのが22時頃なのに、
夜中1時には周囲が起き出すため、朝はとにかく眠い。。
しかも最初の数日はカフェイン禁止と思い込んでいたので、
回避する術は、尼さんの教えてくれた、
前頭葉に眠気を消える様に唱えることだけ。
強烈な睡魔にこれらは効くはずもない。
カフェイン有りということを知ってからは、
朝3時のコーヒーは必須。
さすがカフェイン!朝が随分楽になりました。

昼寝後、8時から11時までの瞑想があり、
それが終わると、早くもその日最後のご飯。

上の写真はある日のご飯。
(お寺では娯楽禁止で、写真は携帯電話で隠し撮り)
ゲーンソム、センミーデーン、
そしてデザートはモーゲン(タイ風の焼きプリンみたいな)。
その後、自腹でフルーツかお菓子を買い、食べる事もあります。
それは、正午を過ぎたら、咀嚼(そしゃく)禁止になるから。
つまり飲み物以外は口に入れられません。

人生であり得なかった生活スタイルですが、
お寺にいるという緊張感はすべてを可能にしてくれます。
寺の周辺はコンビニや夜の屋台はあり得ない場所なので、
境内にある売店にある果物ジュースでしのぎます。
トウモロコシの暖かいジュースが美味しかった。
それでも何とかなるものです。

ダイエット合宿としても使えると思いますよ。
私は-2キロ、
気分的には-4キロはいけいると思ったけど。。。

おまけ:リクエストにお答えして、シャワー室の前の、
    世界一汚いマットをご紹介。
    写真だとイマイチわからないかも?


タイのお寺で、メディテーション その1

チャーン島に戻りました。
といっても、数日経ってしまいました。

さて、12日にバンコク入りをし、
翌日から1週間、バンコクから北に車で1時間半、
シンブリ県にあるワット・アンパワンというお寺に、
メディテーションに行って来ました。

お寺での内容は想像していたより、ハード。
なんせ目標は「少なく食べ、少なく寝る」で、
休憩はあるものの、朝の3時半過ぎから夜9時半まで読経&瞑想。
読経は朝夕各1時間、
そして瞑想は歩きと座りを半々づつで、
12時間行ないます。ヒエ~。

夜10時頃にやっと寝床に入れるのに、
なぜか夜中1時を過ぎると起き出して、
シャワーを浴び出す輩もいます。

寝る兼プライベートスペースは1人畳1畳分で、
オイルサーディンのカンズメさながらのすごいタコ部屋。
なんせ最大人数の日には、大きくないお寺の施設に、
1600人もの私のような短期間の修行者がいたのですから。
(外国人は、たぶん私1人だったと思います。)
でも私が一番ネックだったのは、シャワールーム。
もちろん水シャワーで、バックパッカーも真っ青な清潔レベル。
シャワールームの前に置いてあるバスマットには、
お寺にいる汚い野良犬が鎮座し、世界一汚いマットと化しています。

とはいえ、このお寺が人気のある理由は、
境内に数々の神様がいて、ものすごく高名の僧がいます。
彼はすでに80歳。
今世でカルマが終わり、極楽浄土に行ってしまうので、
会う事が出来たら、とてもラッキー。
そしてここでメディテーションをすると、
奇跡を叶えることができると言われています。

ここに私を連れて来てくれたのは、
バンコクに移住して以来、住んでいたアパートの管理人さん(タイ人)。
タイの右も左もわからない頃からとても親切にしてくれた恩人です。
いつのまにか、彼女と仲良くなり、
家賃を払う以外に人生について話を何度となくしました。
彼女の持つ広い考え方に影響され、無宗教の私ですが、
本当に良いもの(考え方など)は、宗教の枠にとらわれず、
広義的な意味で万人に有益であると思うので、
タイの仏教やメディテーションに興味を持ったわけです。

さて、お寺に着いて1日目/2日目は、
オークパンサーの式典への参加で、
高僧の読経を聞いた他、ほとんど瞑想はありませんでした。
3日目から本来のスケジュールになり、例の1日12時間瞑想。
考えるだけでも、良くも悪くもぞっとする時間を過ごしました。

(明日に続く)

タイのお寺でメディテーション その4

08/10/31

(昨日の続き)
4日目の夜の瞑想が始まる前のこと。
友達になったタイ人が、
「眠いね。。でも二人で励まし合って、がんばろうね。」っと。
でもすでに私の心は翌日帰る事を決めていたので、
彼女の気持ちに答えられず申し訳ないと思いつつも、
「そう思っていたんだけど、
週末バンコクで仕事頼まれちゃって、
どうしても断れなくて、明日帰る事になったの。」
と用意していた作り話で答えた。
友達はちょっと驚いて話を続けようとしたところ、
尼さんが読経し始めたので話は中断。

読経に続いて、3時間瞑想。
この日は人数がやや少なめの600人程度だったが、
それでもスペースは飽和状態で、
瞑想は1階と2階に分かれる。
初心者でやや消極的になっている私は、
いつもややお気楽な雰囲気の2階に上がる。
しかし今回の瞑想は最後となる予定だから、
珍しくその友達と並んで行なう事にした。
緊張感があったせいか、いつも以上に集中。

そして帰りがけ、彼女が切り出した。
「ウタが明日帰ってしまう事は、
私にとってとても寂しいことだけど、それだけではないの。」
その言葉に続けて、
「タイ人の場合だけど、予定をしていたお寺の滞在日程を変えることは、
とても良くない事で、せっかく得られるご利益が得られなくなる。
お寺いることは、タイ人はテストに例えるのだけれど、
途中で帰る事はテストを最後までやらず放棄してしまうこと。
どうしても帰ることが必要なら仕方ないけれど、本当は最後まで居て欲しいの。」
私が外国人であるのと仏教徒でないことが何となくわかって、
彼女は婉曲な言葉を選んで話した。
また近くにいたタイ人は、
「タイ人でも瞑想できない人がいるのに、
日本人で4日間もできれば、途中で帰ろうが気にする事はないよ。」っと。

これらの言葉を聴いて、
作り話をしてでも帰ろうとした自分に恥ずかしくなった。
帰ろうと思っていた気持ちが緩み、
予定通り7日間やり通そうという気持ちが湧いてきた。
この清潔度の低い環境に居たくないなら、
自分で掃除をするなり、少しでも快適に過ごせる環境に
変えて行けばいい。

気持ちを固めたけれど、ウソをついた手前、
すぐに友達に最後までいるとは言えないので、
「仕事を打診した人は日本人でお寺のルールを知らないから、
明日このことを話して相談してみる。」とだけ伝えた。

そして、7日間やり通す事になった訳です。



おまけの写真01:気持ちを切り替えた後、
        3時間瞑想も苦でなくなる、お気に入りの場所ができました。
        室内でなく、回廊。
        そこから見える風景は手前に金の仏像、
        その奥にはブーゲンビリアが咲き乱れてます。
       (例によって娯楽禁止で隠し撮り)



おまけの写真02:お寺のプライベートルーム、タコ部屋。
        たたみ1枚分のスペースのみ。ここで寝起き、着替え。

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