その時、歴史が動いた タイ篇

09/04/12

タイは、今まさに歴史の流れが変わるところに来ています。
06年9月に起きたクーデター以来、
空港占拠や選挙なき政権交代があったり。。
一瞬そっちの流れになったかと思わせながらも、
その根底にくすぶっていたものが、とうとう弾けました。

リウはタイの今後を杞憂して、
今日は一日中、赤シャツのステージのネット配信や、
戦車が出動した際の映像をyoutubeで見ていました。

昨日赤シャツがASEANサミット中止に追い込んでやりすぎの批判が出て、
劣勢になったような感がありましたが、
今朝、赤シャツのリーダー格1名が逮捕されたことにより、
アピシット内閣の不公平さが明るみに出て、赤の怒りを買い、激化。
さらに多くの支持を集めそうな流れに変わった気がしました。

いつも赤のステージには、見慣れた顔ばかり露出していましたが、
今日の夕方からは、タイで有名な風水の占い師（洗剤のTVCMに出ている）や
クロントゥーイの子供達を貧困から救う活動をしている、
ドゥアン・プラティープ財団の代表のプラティープさんが、
壇上にあがりました。（お金で動く人ではないので、自らの意思で来ているのでしょう）

首相側/タクシン側双方から、
数日中に沈静化/勝利とコメントが出ていますが、
刻々と変わる状況、日本人の私でも興味津々です。